先日お彼岸で墓参りに行って来ました。六年前に父が亡くなり、父が生まれ育った小さい島で母が一人暮らしをしているのですが…日中は本当に静かで活気が感じられません。昔は夏休みになると学生の楽園と言われるくらい島民以上の数の観光客が押し寄せ、ごった返していたものですが…。現在では例外でなく高齢化が進み、若い人は仕事を求めて島外へというパターンが多いようです。
内閣府のホームページの中に高齢社会対策として「高齢者の笑顔があふれるような生涯にわたって安心して生きがいを持って過ごすことができる社会を形成します」とあります。高齢者の笑顔があふれるような社会?逆に不安を抱えている高齢者の方が圧倒的に多いんじゃないか?
急速な高齢化に伴い介護保険の財源確保が厳しくなり(というか行政の読みが甘かった)来年から比較的軽度な要支援は介護保険から切り離され、自己負担金も将来上がるかもしれない、物価は上昇し消費税はさらに上がるかもしれない、高齢者の受け入れ施設が不足しているなど…きっと不安だらけな高齢者が多いのではないかと思います。
島から帰って翌日、銀座から近隣有料老人ホームへ自転車で移動していると、とにかく人の多いことを改めて感じました。まさに一極集中…地方創生はもちろん、都市部の高齢化も深刻で安倍首相にはぜひとも頑張っていただきたいところです。
「高齢者の笑顔があふれるような社会」を形成する!と断言しているので大丈夫とは思いますが…。
銀座2丁目 リハビリテーションスタジオ・銀座フィジオス
Rehabilitation Studio GINZA PhyioS