子供の捻挫

サッカーやバスケットボールなどで多い足関節の捻挫ですが、意外と安易に考えてしまう親御さんや指導者が多い印象を受けま す。捻挫といっても内反捻挫、外反捻挫とありますが、前者の方がよくみられます。足関節の外側にある靭帯を傷めてしまい、受傷直後は痛みも強く熱を持った りひどい腫れを伴ったりします。いわゆる急性の炎症ですね(-_-;) 

このような時どうしたら良いか?炎症の程度にもよりますが、患部をなるべく動かさず(REST)、アイシングをして(ICING)、適度に圧迫をして (COMPRESSION)、足を高く挙げておく(ELEVATION)。スポーツ現場では基本となる、頭文字を取って“RICE”という救急処置ですね ((+_+)) 

しかし、“RICE”の後に“S”がついて“RICES”となる場合がある…これ意外と医師以外の医療関係者でも知らない人が多いですね。何を表わすかというと、スポーツドクターの“S”です。なんでこんなことを言うかというと… 

子供の骨はまだやわらかい、ということは捻挫と思っていたのに実は骨折していた!なんてことも珍しくありません。骨折を見極めるには…レントゲン撮るしか ないですね(-_-;)だから捻挫と思って甘く見るのではなく、必ず整形外科で受診して頂くことを強くオススメします!評判の良い近くの治療院があったと しても身体を透視できるわけないですよね(T_T)ですからまずは病院に行くべきです。 

レントゲンで異常がなかったら、その後は適切なリハビリテーションが必要です。子供だからほっといても良くなる…と思ってるお父さんお母さん多いんだよなあ(-_-;)心当たりのある方は気をつけてください(@_@) 

銀座2丁目 b-studio EXCHANGE