昨日、友人の清水エスパルスの理学療法士を講師に招きセミナーを開催しました。今回トライアルで学生さんにも参加してもらうことになっていたので、わかり やすく、かつマニアックなPTも参加しそうなのでときに難しくで宜しく!!とリクエストしたら…そんなの難しいよ!!と言われ…考えてみれば、そりゃそう だ(-_-;)
しかし、間違いなく14年間も長い間清水エスパルスで活躍しているPTのレアな話を聞ける機会はそうそうないので、参加者のレベルの違いはあったとしても良い刺激になったのではないかと考えています(^^)v
今回、神経系の話が出てきましたね!特にバトラー(David Butler)が紹介されましたが…質疑の中でバトラーは大腿前面に対してはアプローチがない!ような発言がありましたが、それは誤解です!日本では神経 モビライゼーションとして紹介されていますが、現在はNeuro
Dynamicsと呼ばれています。坐骨神経だけでなく、大腿神経も大腿外側皮神経も閉鎖神経も伏在神経も…いろいろなテンションテストも治療法もありま す。
痛みを考えるとき、筋原性なのか、神経原生なのか、関節由来なのか…様々な原因が考えられます。それによりアプローチも種々あるわけで…ただひとつ忘れて はいけないのは、いずれにしても痛みを中枢神経に伝えるのは神経です。関節機能障害でも運動学的連鎖の障害でも腱や筋肉の炎症でも、侵害刺激は神経を伝
わって情報が送られます。ですから、どんなアプローチをするにしても神経を忘れてはいけないはずですよね!
僕はPNFが専門ですが、イントロダクションではありましたがバトラーのコースを受けて非常に感銘を受けました。バトラーはいろんな手技を組み合わせるべ きだと言っていました。患者さんや選手を治療するのにひとつの手技にこだわる必要はないと。ただ彼の“神経”に対する取り組みは半端じゃありません。明ら かにPTの枠を超えてるんじゃないか!というくらいすごいですね。
今回鍼灸師の方も参加してもらいました。PTにはできない鍼灸から学ぶこともたくさんあるはず。これからもいろんな情報交換ができるような企画をしていきたいと思いました(^^♪
追記:私ごとですが…我が母校、東京代表で全国高校サッカー選手権大会出場決まりました!13年ぶりだ~!!
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