アナログ VS デジタル?

突然ですが、MRIってすごいですよね?レントゲンでは骨や関節の状態を確認することができますが、靭帯やら筋肉やらの損傷はわかりません((+_+))でもMRIならそういった状態も確認できるわけです!そうするとMRIって完璧?… 

MRIにしてもレントゲンにしても、撮影するときは止まっていますよね?止まっている状態ではっきりとした骨折や断裂などは、もちろん確認できます。しかし人間は動き回っていることの方が多いと思いませんか?ということは、関節も大なり小なり動いている場合が多い… 

つまり、画像では一見問題がなくても、よくわからないんだけど痛みを訴える患者さんはいるわけです。そこは仮説を立てるしかありません。例えば、ある動き をしたときに靭帯が緩んでいるため関節がその方向に動いてしまうので靭帯や関節包が引っ張られて痛いに違いない!その仮説をもとに治療すれば、正しければ 痛みは軽減するし、間違っていれば検証して再び仮説を立てる… 

そこはアナログ力(りょく)が必要かもしれません!他の業種でも、どんなに機械が優れていても最後は職人さんの力が必要!ということってありますよね(^^)だからデジタルな力を借りつつも、それまでの仕事の経験は非常に重要であると思います(^^)v 

先日、息子の友達のお父さんで、今流行りの素晴らしいトレーニング機器を輸入している会社に勤めている方とお話をしました。3次元方向からGがかかって…何やら難しい話ですが、要は自分達が汗水垂らしてしている仕事をデジタルでさらっとやってしまうわけです(T_T) 

うっ…でも最後はアナログ力が必要なはず…機械に負けないよう精進します!! 

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