顎関節症

年末はバタバタして久しぶりのブログとなりました(>_<)

さて、顎関節症はみなさんご存知かと思われます。私も専門
分野ではありませんが、痛みで口が開かないという患者さん
を何人かリハビリでみたことがあります。そこまでひどくな
くても予備軍的な方もいるでしょう。

顎関節ってどんな関節?と聞かれると膝関節に置き換えて頂けるとわかりやすいと考えます。膝??全く関係ないと思われるでしょうが、実は同じ滑膜関節で半 月というクッションがあります。噛みしめているときは、歩いているときの体重がかかった状態と同じです。口を開けているときは歩いているときの足を振り出 しているときと同じ状態です。
実際前者は英語で言うとstance phase、後者はswing phaseとよばれています。つまり噛む力が強過ぎたり、噛む回数が多い場合、歩き過ぎで膝に負担がかかるのと同じといえます。それが繰り返されるとクッ ションが壊れたりして痛みが出ます。歯科医でマウスピースを処方して頂いたことがある方もいらっしゃるのでは?寝ている間の歯ぎしりで顎関節に負担がかか るのを軽減するためにそういうものを使う場合もあるのはそのためです。

片噛みグセもどちらか一方に負担がかかり過ぎるかもしれ
ません。本来下顎は左右の噛む筋肉(噛筋、側頭筋)がほ
ぼ同時に働いて上下に動くのですが、左右非対称になると
普通の口の開閉でもまっすぐは動きません。そしてどちら
かの顎関節でポキッ(クリック音)と聞こえたりします。
痛みが強くなると噛む筋肉の緊張が強くなり口を開けられな
くなることもあります。そうすると食べるときに不自由を感
じたりしますので適切な処置が必要になります。筋肉の緊張
を緩めたり、筋肉がきちんと働くようにしたり… 

もうすぐお正月ですね(^^♪食べ過ぎで顎を使い過ぎないよう
気をつけてください((+_+)) それでは良いお年をお迎え下さい(^O^)/

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