テニス肘

テニスをされている方ならお聞きしたことがあるかと思われますが、正式には上腕骨外側上顆炎といいます。テニスのやり過ぎ、特にバックハンドで手首を反り返す力を繰り返し使うことで筋肉の付け根に炎症を起こすので一般的にそう呼ばれています。押さえると圧痛を認めます。 
しかし、テニスをやらないのに同じように上腕骨外側上顆炎になってしまう方もいます。例えば主婦が料理でフライパンを使い過ぎ、炎症を起こす場合もあるのです。
要は使い過ぎですね。どうしたら良いか…使わないのが一番ですが、テニスプレーヤーならそういう訳にもいかず、主婦も料理しない訳にはいきませんね (>_<)そこでテニスエルボー用のサポーターがあります。前腕を軽く圧迫することで痛みは軽減されます。しかし根本治療とは言えないので、 痛みがひどければやはりアイシングは有効です。また、手首を反り返す筋肉が弱くなっている場合もありますので、適度な筋力強化やストレッチなども必要かも しれません。 
ただし、テニスプレーヤーであればバックハンドの際きちんと下肢や体幹を使っているかどうか…これによっても負担はかなり違います。ですから下肢や体幹を鍛えることも忘れずに! 

主婦の方はフライパンを使うときダイナミックに動く訳ではありませんが、いろんな意味で腹筋、背筋を鍛えるのは良いかもしれません(^^♪ 

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