スポーツと子供達 

スポーツはそれぞれの競技においてルールが決められ勝ち負けを競う素晴らしいものだと思います。スポーツ少年達がプロ選手を夢見て日々練習に励んだり、大会で優勝目指して頑張るというのは後の人生にプラスになるでしょう。ところが場合によっては監督、コーチや親までもあまりに過熱して子供達に無理をさせてしまうこともあります。私はリハビリという仕事柄そういう子供達を何人も見てきました。例えば将来プロ野球選手になれると言われていた子供が中学生で投げすぎ(させられた?)てしまって最終的に肩が上がらず、日常生活にも支障をきたしてしまった、女子バレーボール選手で全日本確実視されていた高校生が膝の故障でバレーボールどころではなくなってしまった…こういった現実もあります。子供達が夢を追いかけて頑張るのは微笑ましいことではありますが、監督、コーチ、親など大人達は現状をしっかり把握してコントロールしなければならないと思います。私達はある日本人メジャーリーガーにも賛同してもらい“NPO法人青少年をスポーツ障害から守る会”を発足しました。まだまだ活動はこれからですが、草の根運動でもこういう腰痛、肩の障害、膝の障害などスポーツ障害に苦しめられている子供達を救い上げていきたいと考えています。怪我さえしなければまだまだ伸びる子供(選手)はたくさんいるはずです。その中でひとりでも多くの子供達が夢を掴んでくれたらと願っています。学校体育やクラブの指導者で興味をお持ちの方はご連絡下さい!
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